英語資格に関して

日本は好むと好まざるにかかわらず資格が重視される社会です。ですから資格を取れる環境にあるなら取っておくことをお勧めします。ましてやこれから社会は今以上に国際化することが目に見えています。

ただこの英語の資格に関してはいろいろ批判があることも事実です。特にTOEICですが本当に正しい英語力を測れているのか疑わしいという意見をよく耳にします。まずスピーキングとライティングの力が測れない。確かにそうです。でも今はTOEIC SWテストがあります。もしかしたらこちらとの点数を含めた評価が今後主流になるかもしれません。

あと問題が比較的簡単であるということもよく指摘されます。しかしTOEICはいろいろなレベルの受験生が受ける試験であるという性格上それはある程度やむを得ないのではないでしょうか。そもそもTOEICは基礎力を測定する試験であって高度な英語力は測れないと思われます。

例えば英語でドラマや映画があまり聞き取れなくてもTOEICのリスニングでは高得点が出る可能性があります。その理由としてTOEICで使われている英語は非常に教科書的であるということが挙げられます。ドラマ等と違いノイズも入っていないですしスラングも使われていません。それにハッキリと発音されているから非常に聴きやすいのです。

だったらTOEICはだめなのかというとそうとも言えません。教科書的というのは裏を返すと模範的でありビジネスシーンで使うきちんとした英語力の尺度としては非常に良いものだと言えるからです。多くの企業が英語力の尺度として用いているというのも納得できます。

それではどうやってTOEICのスコアを伸ばし、英検に合格するために何をすればよいのかということになるわけですが、それは何と言っても英語力を伸ばすことです。これが一番の対策で、これに勝るものはありません。では、なぜこんな当たり前のことを申しているのかというと、最近の風潮としてあまりにもテクニック的な事ばかりに走りすぎている傾向があるからです。

英語力がある人は、何の対策をしなくても必ずTOEICで高得点が出ますし、英検にも合格します。もちろん試験対策も大切です。でも英語力そのものを伸ばすことをまず第一に考えるべきではないでしょうか。

こちらの生徒様のなかには還暦を迎えるにあったって初めて受けたTOEICのリスニングで満点を取られた方やどうしても破れなかった英検1級の壁が、改めて受験してみたところかなり余裕をもって合格された方もおられました。もし試験対策はやっているのだがどうも行き詰っていると感じられることがあるようでしたら、英語力向上というシンプルな考え方を取り入れるだけで大きく変わってくる可能性があるような気がします。