講師の独り言

語学学習はどうしても時間の投資が必要ですが、忙しい世の中、できるだけ効率性を追求したいものです。非効率な学習では、なかなか上達しないため学習意欲がそがれるばかりか、かえって回り道になることもあります。

例えばカタカナで単語を覚えてしまっていたため、英語の音が聞き取れないといったケースです。場合によっては覚え直す必要があるのでかえって全く知らなかった方がいいといったことにもなりかねません。

あと、単語を覚えるときも注意が必要です。一般的に単語を覚えるときは、英単語を日本語から覚えることが多いと思いますが、注意しないと単語の使い方が学べませんし、覚える作業にも時間がかかります。

そこで私がいつもおすすめしているのは、単語は例文や文脈の中で覚えるということです。例えばwinceという単語を覚えるとします。これは日本語でいうと「顔をしかめる」といったような意味ですが、その際、辞書の例文を使うのです。

ロングマンの電子版には次のような例文が載っています。Sandra winced as the dentist started to drill. どうでしょう。いかにも光景が浮かんでくるような素晴らしい例文です。wince イコール顔をしかめると機械的に覚えるよりこの例文を通して覚えた方がずっと印象に強く残ります。

もちろんすべての英英辞典の例文がこれと同じくらいいいとは限りませんが、それでも権威のある辞書はいい例文の宝庫ですし、一つになければ英英辞典のはしごをすればよいだけです。

私自身もいい例文探しには結構こだわってきました。そして昔から書き溜めた例文は今ではざっと2万以上には達しているでしょうか。そして時間がある時などは口を動かす練習用にこれを音読するようにしています。そしてこの方法は非常に効率的であったと考えています。

ですから、もし単語の予習するとき、時間が許すようでしたらひと手間をかけ英英辞典を引き、そして例文を調べるようにすれば更なる学習効果が得られるはずです。