講師の独り言

なかなか単語が覚えられない。英語学習者の共通した悩みです。そこで役に立つのが単語はイメージで覚えるというものです。

私は不思議なことに今でも20年以上も前、自分の家の隣に止まっていた車のプレートナンバーを覚えているのですが、なぜだろうと改めて考えたとき子供の頃に習っていたそろばん上の珠の形でその数字が記憶されているからだということに気がつきました。つまり数字そのものではなく数字を形というイメージに変えて覚えているので忘れていなかったのです。

これと同じ原理で単語もイメージで頭の中に入れておくと長く記憶にとどまります。最近の上級クラスのLCTでRESILIENTという単語が出てきました。物でいうと弾力性があるという意味で人でいうと立ち直りが速いといった意味になります。この単語を覚えるとき発声して覚えることになりますが、そのとき例えばゴムの固まりをグッ押して戻ってくるイメージで覚えます。

時間があればイメージを浮かべやすい例文を英英辞典やネット上から探します。Cambridge Dictionary には次のような例文があります。This rubber ball is very resilient and immediately springs back into shape.(このゴムボールはすごく弾力性があってすぐ元の形に戻る。) いかにもイメージしやすい最高の例文になっていることがおわかりいただけると思います。少し手間はかかりますが、単に日本語と対比させて覚えるよりずっと記憶に残ります。

また同じ教材でTWO-FACEDという単語も出ていました。裏表のあるとか不誠実といった意味の単語ですが、こういった人の性格に関わる単語は自分の知っている人と結びつけると覚えやすくなります。身近にいなければ政治家でもかまいません。この人裏表あるなと思っている政治家がいればその政治家と結びつけてそのイメージで覚えます。そしていつもいっていることですが、せっかくいい例文に巡り会ったら是非書き留めて発声練習用に活用すれば完璧です。是非試してみてください。