講師の独り言

アメリカでは今これを書いている時点で5才から11才までの子供に対するワクチン接種が近々承認される見通しとなっており各メディアでは専門家の意見やその年代の子供を持つ親に対するインタビューなどの関連ニュースが盛んに流されています。あるニュースでは実際のワクチン接種のシーンが映し出されておりお医者さんから接種者に日本でもおなじみのあのフレーズが使われていました。そう「少しチクッとするかもしれません。」です。 

実際に言っていたのは”You might feel a little pinch.” です。日本語のチクッに該当するのがこのpinchと言う単語になります。つねったりするのもこの単語でよく夢ではないかとつねるなどと言いますが英語ではpinch myself to make sure I’m not dreamingのようになります。

英語上達のためにはどうしても単語を覚える作業を欠かすことはできませんが、なかなか覚えられないと言う声を耳にします。でも覚え方にはこつがありそれがヴィジュアルと一緒にセットにしておくというものです。先ほどのpinchも日本語を介して覚えるより遙かに注射のシーンとセットにしておくとより覚え勝手が良くなります。

他の例でいうとwinceと言う単語を覚えるとします。これは苦痛で顔をしかめるといった意味ですが、日本語を介して覚えるのではなくイメージしやすい例文で覚えます。ロングマンの辞書には次のフレーズがありました。Sandra winced as the dentist started to drill. いかにもすぐ光景が浮かんでくるような非常に良い例文です。もちろんこれを少し加工しSandra をIに変えてもオッケーです。

そして後は光景を浮かべながら音読をします。それだけですが、日本語を介して覚えるより遙かに定着しますし、実際の会話でもすぐ使えます。また性格を表すような単語でしたら身近にそのような性格の人がいればその人とその単語を連結させます。少しの工夫ですが大きな違いが出るはずですので是非お試しください。

 

 

 

Bibleの一節に次のような言葉があります。Whoever has will be given more; whoever does not have, even what they have will be taken from them. これは持っている人は更に与えられ、持っていない人は持っているものまでも取り上げられる。と言った意味です。意味深な言葉ですが、どこか英語学習にも当てはまるような気がしてなりません。

英語ができる人はますますできるようになり、持たない人、私の解釈では残念ながら諦めてしまうと、今まで頑張って身につけた知識もやがてはなくなってしまうというものです。誰でも最初は持たないものです。でも持つものになるには相当な覚悟と時間の投資も必要です。しかしながらいったん持つものになると後は変な言い方かもしれませんが、放っておいてもさらに持つようになります。

では持つものの英語力はどれくらいかと考えたときそれは完全ではないにしろある程度の手段として使えるレベルではないかと思われます。つまり手段として使えるわけですから、英語を使ってネットなどからニュースを読んだり聞いたりすることによってある程度必要な情報をとることができ、あるいは海外の映画やドラマを全部ではないにしろ楽しめるレベルが持つものの英語力といえるのではないでしょうか。

自分の道具として英語が日常的に役に立つわけですから、英語からもう離れる心配はなくなり、その結果ますますうまくなっていくというわけです。ですから我々英語学習者が目指すべきは頑張って英語を学習の対象から生活の手段へと引き上げることです。そのための頑張っていけたらと思います。 

あと、全く関係ないのですが、さっき(9月26日)将棋WARS(将棋アプリ)で将棋をやりました。いつもは10秒将棋をやることが多く時間切れで負けてしまうことも多いのですが、先ほどの将棋は滅多にない会心のできでした。そこでコンピューターによる解析を行ったところ自分でもびっくりするような結果が出ました。私の将棋仲間もこの欄を見てくれていると思いますのでスクリーンショットを貼り付けておきます。(完全に自慢です。すみません。ちなみに棋神もソフトも使っていません)